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Shopifyアプリの請求サイクルについてのまとめ

Shopify で構築されたストアを便利にしてくれるアプリには、アプリごとに固有の料金体系があります。

ストアでは複数のアプリを利用することが多いと思いますが、それぞれの計上や請求のタイミングはどうなっているのでしょうか。

意外と知っているようで知らないことが多い有料アプリの請求について、どのようなサイクルや仕組みになっているのかまとめてみました。

参考リンク

アプリの請求サイクルについて

アプリ請求についての前提

  • 「Shopify ストアの請求サイクル(※)」と「Shopify アプリの請求サイクル」は別
  • 請求が実行(≒請求書が発行)されるのは「Shopify ストアの請求サイクル」
  • 「Shopify ストアの請求サイクル」の開始日と終了日はストアごとに違う
  • 「Shopify ストアの請求サイクル」はデフォルトでは30日間(1ヶ月ではない)
  • 「Shopify ストアの請求サイクル」はストア開設日が開始日、「Shopify アプリの請求サイクル」は対象のアプリを有料化したタイミングが開始日
  • 「Shopify ストアの請求サイクル」はアプリ提供者からは分からない
  • マーチャントからは「Shopify ストアの請求サイクル」のみ、アプリ提供者からは「Shopify アプリの請求サイクル」のみが見える
  • 請求(および請求書の発行)は「Shopify ストアの請求サイクル」をもとに行われる
  • ただし、アプリの課金が一度限りの場合は個別に請求書が発行される
「Shopify ストアの請求サイクル」について

本文中の「Shopify ストアの請求サイクル」は、正確には「Shopify サブスクリプションの請求サイクル」ですが、定期購入のサブスクリプションとの混同を避けるため、この記事では「Shopify ストアの請求サイクル」という用語に変更しています

アプリの料金がいつ請求されるのかは、ストアの請求サイクルと、アプリの計上タイミングによって変わります。

請求のタイミング自体は「Shopify ストアの請求サイクル」と同じになりますが、計上のタイミングはアプリごとに違う可能性があるため、初回の請求がいつになるかは計上のタイミングによって異なります。

なお「Shopify ストアの請求サイクル」はストアごとに異なり、アプリ提供者からはストアの請求サイクルを確認できないため、「アプリがいつ課金されるのか」の具体的な日時はアプリ提供者側からは分かりません。

従量課金の場合

  • 従量課金のアプリは、アプリごとに計上タイミングが違う
  • 例えば、ユーザー数で課金されるようなアプリであれば『「Shopify アプリの請求サイクル」の最終日にユーザ数を集計し、その数をもとに従量課金額を計算し計上』のようなかたちで提供されることが多い(※アプリによって違う可能性あり)
  • 請求は「Shopify ストアの請求サイクル」をもとに実行されるため、請求時点で計上されている金額が請求される
    • つまり、請求時点でのユーザー数で従量課金が行われるわけではない
    • 「Shopify アプリの請求サイクル」のどこかで従量課金分が計上され、その次に訪れる請求タイミング(請求書の発行時点)で計上済みの金額が請求されるイメージ
  • 「Shopify アプリの請求サイクル」は Shopify の AppSubscription.currentPeriodEnd という API で取得可能

定期課金の場合

  • 定期課金アプリは、課金を承認した時点で計上される
  • 請求は「Shopify ストアの請求サイクル」をもとに実行されるため、請求時点で計上されている金額が請求される
    • つまり、請求時点で有効化されているアプリの定期課金分が課金される
    • 「Shopify アプリの請求サイクル」のどこかで訪れる請求タイミングで、計上済み(課金承認したアプリ)の金額が請求されるイメージ

従量課金と定期課金をまとめて図で説明すると↓こんな感じになります。

定額と従量の両方があるアプリの場合

上記では、基本利用料としての定期課金と、利用回数ごとの従量課金分の両方が存在するアプリのケースです。ストアは過去の○月15日に開設されたので、請求は毎月15日に発生するとします。

4/1 にアプリの課金を承認すると、そこから 30 日間の「Shopify アプリの請求サイクル」がスタートします。アプリの従量課金分は請求サイクルの最終日に計上されるので、4/15 の時点では従量課金分は未計上となり請求されません。一方で、定期課金分はアプリの課金を承認した日に計上されるため、4/15 の時点で請求が実行されます。

この場合の定期課金分は、4/1〜4/30まで(=「Shopify アプリの請求サイクル」)の利用料だと捉えることができます。

次の請求日は 5/15 になりますが、この時点では、4/30 に計上した従量課金分がありますので、5/1 〜 5/30 までの定期課金分と、4/1 〜 4/30 までの従量課金分が同時に請求されることになります。

プランをダウングレードした際の返金について

  1. 有料プラン -> 有料プランへダウングレードの場合は Shopify 側で自動でアプリケーションクレジット発行にて返金される
    • この返金は 定期課金についてのみ で従量課金についてはアプリが独自で行なっているものなので考慮されない
  2. 有料プラン -> アンインストールの場合は Shopify 側で アプリケーションクレジットは発行されない
    • 特に Shopify 側で返金の規定はないのでアプリごとの返金規定による
    • 無料プランへのダウングレードを Shopify の appSubscriptionCancel という API で Subscription を削除することで実現している場合もこのケースになる

参考リンク

高い料金から低い料金に移行することによりプランをダウングレードする場合、価格の差と請求サイクルの残りの日数に基づいて自動的にアプリケーションのクレジットが提供されます。こうしたアプリケーションのクレジットは、Shopifyの今後のアプリケーション購入で使用できます。

以上、Shopify の有料アプリの請求についてまとめてみました。最初は混乱しがちですが、「計上」と「請求」の違いが分かればシンプルな設計になっていると思います。ご参考になれば幸いです!