Shopify の顧客情報に付与できるタグ
Shopify には利用しているプランに関わらず、商品・顧客・注文ごとにタグ付けを行う機能が最初からついています。
参考リンク
例えば、アパレルストアであれば商品情報に「T シャツ」や「タンクトップ」といった任意のカテゴリーを作成してタグ付けすることで、そのカテゴリーのみを絞り込んだり検索することが可能です。多くのストアでは、商品メニューの作成や特定のジャンルのセクション表示にはこのタグ付け機能を利用するのが一般的です。
タグ付けは、商品情報だけでなく顧客に対しても可能です。以下の画像のように、顧客ごとに「VIP」「リピーター」「社員」といったタグ付けを行うことでき、顧客情報に付与されたタグは別の機能やアプリで再利用できます。
つまり、(アプリ側の機能に依存してしまうものの)メールや LINE での配信時にセグメンテーションとして利用することが可能なのです。
そこで今回は、顧客タグを配信先リストとして活用する方法について、Shopify のメールマーケティングで代表的なアプリ「Klaviyo」例にしてご紹介いたします。
Klaviyoはこちら
※以降は Klaviyo をインストールしているという前提で進めます。Klaviyo については以下の記事が非常にお詳しいので、これから設定される方はぜひご一読をオススメいたします。
参考リンク
顧客情報に付与されたタグを配信先として作成
まずは、Klaviyo の管理画面で「Lists & Segments」のクリックし、右上の「Create List / Segment」のボタンを選択します。
「List」と「Segment」のいずれかを選べるので「Segment」をクリックします。
「Name」に配信先リストの任意の名称を入力したあとに、「Definition」のプルダウンをクリックします。
下記のように選択肢が表示されますので、その中から「Properties about someone」を選択してください。
すると、「Dimension」の欄が現れますので、クリックすると表示される選択肢の中から「Shopify Tags」を選択します。
次に「Dimension Value」をクリックすると、Shopify 側で設定した顧客タグの候補が表示されますので、配信先のリストとして利用したい顧客タグを選択します。
画面右下の「Create Segment」ボタンを押せば、配信先リストの作成は完了です。
セグメントを配信する方法
Shopify のタグを利用して配信先リストを Klaviyo に作成しておくことで、Campaigns の配信先として活用できるほか、ステップメールを配信する際の Flow 作成時にも選択できるようになります。
Campaigns の配信先候補
Flow 作成時の配信先候補
まとめ
Shopify 上の顧客タグをメール配信先のリストとして活用する方法について Klaviyo アプリを例にご紹介いたしました。
Klaviyo 以外にも、例えば「Shopify メール」などメールアプリや、「ソーシャルPLUS」LINE配信のセグメントに利用することも可能ですので、もしお客さまとのコミュニケーションに利用できるようでしたらぜひお試しください!
Shopify メール
Shopifyアプリ「ソーシャルPLUS」
最後に宣伝
筆者の所属する App Unity では、Shopifyでの定期や、サブスクリプションの販売を実現するアプリ「定期購買」を提供しています。
「定期購買」でも、今回ご紹介した Shopify の顧客タグを活用して自動的に購買状況や購買商品などのタグを付与することが可能です。
「定期購買」から自動的に付与可能な顧客タグ
- 購入している定期商品名やプラン名
- 定期購入後の解約・スキップ・一時停止などの購入状況
- 購入回数や会員ランク
定期商品を購入されている方に向けた併売商品のご紹介メールや、サブスクリプションを解約された方に改めて再利用等のご案内をお送りすることも、関連する Shopify アプリを組み合わせていただくことで実現可能です。
無料でインストールして機能を確認いただけますので、サブスク型の販売をお考えでしたらぜひご検討下さい。概要をまとめたホワイトペーパーもご用意してありますので、併せてご利用くださいませ!
定期購買 公式ページ
定期購買アプリのインストールはこちら
お問合せ先:subscription-cs[atmark]huckleberry-inc.com