2025年12月10日、Shopifyは「テーマエディターでストアを管理する」機能を発表しました。テーマエディター上から、商品やコレクション、マーケット、メタオブジェクトなどのストアリソースを直接作成・編集できるようになります。
本記事では、このアップデートの概要と活用シーン、実務上どのような課題を解決するのかを整理します。
機能の概要:テーマエディター上でストアリソースを直接編集できる
今回のアップデートにより、テーマエディター内で以下のストアリソースを直接作成または編集できるようになります。
- 商品(作成・編集)
- コレクション(作成・編集)
- マーケット(編集)
- メタオブジェクト(作成)
テーマ内のセクションやブロック、テンプレートに配置されたリソースピッカーの横にある編集ボタンから、すぐに編集ダイアログを開けます。

編集はオーバーレイ形式で行われるため、現在見ている画面や文脈を見失うことはありません。テーマエディターから行った変更は、テーマ内だけでなく、Shopify管理画面全体に反映されます。
たとえば、ホームページ上で商品の名前を変更すると、管理画面の「商品」ページやShopify POSなど、他の販売チャネルでも同じ変更が適用されます。
活用シーン:デザイン確認とデータ編集を行き来せずに作業できる
この機能が便利なのは、「見た目を確認しながら内容を直したい」場面です。
たとえば、
- 商品名や説明文を、表示を見ながら微調整したい
- ホームページに表示しているコレクションの内容をその場で差し替えたい
- マーケットごとに表示内容を調整したい
といった作業を、テーマエディターから離れずに行えます。
これまでは、テーマエディターと管理画面の「商品」「コレクション」「マーケット」画面を行き来する必要がありました。今回のアップデートにより、編集対象を見ながら、その場でデータを直すという流れが可能になります。
解決する課題:編集作業の分断と、文脈の行き来を減らす
このアップデートが解消するのは、「どこを直しているのか分からなくなる」問題です。
テーマ編集では、
- 表示を見て気になる点に気づく
- 管理画面に移動して編集する
- もう一度テーマに戻って確認する
という往復が発生しがちでした。
テーマエディター上でリソースを直接編集できることで、表示・編集・確認を一つの画面で完結できます。また、変更が管理画面全体に反映されるため、「テーマ上では直ったつもりだったが、他のチャネルでは違っていた」といった齟齬も防ぎやすくなります。
まとめ:テーマ編集を「表示と管理がつながった作業」に
今回のアップデートにより、テーマエディターは「見た目調整の画面」から、ストア運用の実作業を行う場所へと一歩前に進みました。商品やコレクション、マーケットといったストアの中核データを、表示を確認しながら編集できることで、作業の迷いと手戻りが減ります。
テーマを触る頻度が高いストアほど、日々の運用効率に効いてくるアップデートといえるでしょう。
Shopify公式情報:https://changelog.shopify.com/posts/manage-your-store-in-the-theme-editor
